講演テーマ

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講演(90分)

コーチングコミュニケーションによるチーム医療の構築

チーム医療を構築する上で、医療人のやりがい、チーム意識、各個人のモチベーションを高めることは必須である。これらはコーチングのスキルを用いたコミュニケーションによって強化される。コーチングとは、「人が必要とする答えはその本人の心に内在している。」という基本原理に基いて、『傾聴』、『質問』、そして『承認』の3つのスキルを使って本人が答えを見出すことをサポートするのである。一方向性の指導や教育で他人が与えた答えよりも、双方向性のコミュニケーションによって、本人が考え自ら導いた答えには本人の納得があり、自発的行動が起きる。
『やりがい』は、あらゆる職種の医療人が「自分が役に立っている」と感じ、しかも他者がそれを認めていることが必須である。『チーム意識』は、特定の医療人の貢献だけが医療と患者満足に貢献するのでなく、「足りないところは、誰かが補完している」と認識することから始まる。他者の貢献を認めることが必須である。そして、『モチベーション』は、行動の動機づけとなるものである。「やりたい」、「やってみよう」という動悸は、『承認』によって自信を与え、行動のエナジャイザーになるのである。
 このような「やりがい感、チーム意識、モチベーションを高めることによって、能動的行動を誘導し、医療安全のノンテクニカルスキルを向上させるのである。

医療安全
パワーハラスメント
医療人のリーダーシップ
医療人の新人研修

- あなたはどのような医療人になりたいのか?

病院マネジメントに必要なこと

- コミュニケーションとリーダーシップ

病院運営

- コーチングの役割

コーチングによるメンタルヘルス
人が育つ組織作り

新人研修(2時間~3時間)

新入職員へ、君たちは医療人としてどう生きるのか?! ワークショップあり

新卒の新人は、所謂ゆとり教育世代に育った人たちと思われます。良いところもありますが、弱点もあります。強い医療人を目指すには、自分の弱点を認識し、それを克服することから始まります。

ゆとり教育からくる弱点とは、

(1)自分、個性を尊重し、いやなことはやらなくて良いという環境で育ち、批判や叱責に弱い
(2)IT化によって、問題の答えを考えて導くのでなく、検索によって答えが与えられる環境で育った
(3)インターネットなど近年のコミュニケーションの形が多様化し、顔の表情や声のトーンを変えて相手に伝えるのよりも、文字によるコミュニケーションが多くなり、職場での普通の人間関係の構築が苦手である。

皆さんは、医療人としてチーム・組織の中で生活し、働くのである。学生同士の社会から脱皮し、異職種、上下関係が存在する組織の中で良好な人間関係を構築するためには、社会で生きていくための戦略が必要です。社会では、普通の挨拶はもちろん、アクティブなコミュニケーションを作り、練習をして、慣れていかなければ通用しません。 本セミナーでは、1日1回のアクティブコミュニーションの大事さを伝え、個々が現場で行っていくことができるようにしていきます。

1.組織の人間関係がコミュニケーションによって成り立っていることを概説する
2.医療チームに必須である報告・連絡・相談の技術を学ぶ
3.アクティブコミュニケーションのスキルを用いてチームでの信頼関係を構築することを学ぶ

リーダーシップ研修